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女性の薄毛を美容院で解決！シャンプー？パーマ？あなたに合う解決方法をお教えします

こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。

ご来店くださるのは５０代以降の大人世代のお客様で「抜け毛が増えた」「髪のボリュームが出ない」「毛が痩せてきた」「生え際や、頭頂部が薄くなってきた」など、エイジングによる髪質の変化にお悩みでいらっしゃいます。

また、他にも美容師を対象とした技術セミナーの開催や、教科書を刊行しております。

▲　薄毛に悩む女性のお客様

▲　美容師向けの技術教本

以前は男性だけのものだと考えられていましたが、近年では女性の間でも広がりつつある「薄毛問題」。

最近はテレビで女性用ウィッグや、植毛の技術、AGAクリニックなどのCMが多く流れていますね。

でも、ちょっと待って！まずは自分の頭皮や髪の毛から改善してみませんか。

女性の薄毛の三大要因

その１　ライフスタイル
ストレス / 睡眠・運動不足 / 栄養バランスの偏った食事

その２　髪の施術履歴
ホームカラーなど、頭皮や髪の負担が強いの薬剤での施術

その３　エイジング
加齢によるホルモンバランスの変化、更年期など

女性の薄毛の要因はライフスタイルや年齢によるものが多くを占めますが、同時に「髪の施術履歴」も含まれます。

施術履歴では、どんな「薬剤」を使ってきたか、という事が重要です。

つまり頭皮や髪に触れる薬剤次第では薄毛の進行度合いが変わることを意味します。私達美容師の薬剤選定や技術がいかに大切かということです。

それでは、美容院で出来る薄毛解消法を「薄毛を解消するヘアデザイン」「薄毛を予防するカラー施術」「薄毛を改善するホームケア＆サロンケア」の３つに分けてお伝えしていきます。

1.　薄毛を解消するヘアデザイン

まず施術前のカウンセリングで実際に拝見するのはもちろんの事、改めてお客様に薄毛の箇所をお伺いして、髪の状態を共有します。

実はここが重要で、私達美容師がお客様の薄毛の特徴を理解しなければなりません。

前髪や生え際が薄い、頭頂部が透けてみえる、つむじの割れなど、お客様によって薄毛の箇所は千差万別です。

お客様の薄毛状態に合わせたオーダーメイドのヘアデザインの見極めが重要になってきます。

症例１．頭頂部の地肌が透けて見えるお客様
トップにレイヤーカットを施して生まれた毛の重なりで、頭頂部をカバーしました

▲　BEFORE

▲　AFTER

症例２．前髪の薄さと頭頂部のボリュームにお悩みのお客様
鼻の高さにウェイトを設定し、ひし形のフォルムにカット
更に前髪の奥行を深く取り厚みを出した後、全体的にデジタルパーマでカールを施しました

▲　BEFORE

▲　AFTER

２．薄毛を予防するカラー施術

薄毛予防においてカラーの施術は重要な意味を持ちます。

薄毛にお悩みの方は、同時に白髪世代の方も多く、定期的にカラーのメンテナンスをされているのではないでしょうか。

その１「薬剤選定」
市販のカラー剤はあらゆる髪質に対応できるようパワーの強いものが多く、使い続けることで薄毛の原因になります。

カラー剤に比べると染まりは薄いのですが、カラートリートメントやカラーリンス、一日染めのヘアマスカラなどがおすすめです。

それに対して美容室のプロフェッショナル用の薬剤は「アルカリ」と「活性酸素」が最小限で、ノーダメージでこそありませんが、頭皮と髪への負担を抑えています。

その２「塗布技術」
カラー剤を頭皮につけないように塗布する技術、ゼロ・テクニック。

頭皮への負担を抑えながらカラーを染める事ができます。

３．薄毛を改善するホームケア＆サロンケア

その１　ホームケア「シャンプー＆トリートメント」

頭皮や髪の土台を作るのにとても大切なのがシャンプー＆トリートメント。

まず、市販のシャンプーは洗浄力の強いものが多く、頭皮を保護する為に必要な油膜まで取ってしまう場合があります。

特に低価格のシャンプー剤の成分は水の割合が非常に高く、ダメージケアや頭皮改善の為の成分はほんの少し。

サロンシャンプーも主成分が水である点は一緒ですが、美容成分の比率は市販のものに比べると格段に多いのです。

ちなみに市販のシャンプーは水と美容成分の比率が９：１、サロンシャンプーは７：３が平均と言われています。

値段＝美容成分の比率と考えると適正な値段と商品と考えられます。

弱酸性の人間の肌と同じph５～６の性質を持つアミノ酸系のシャンプーが優しい洗浄力で頭皮や髪への保湿力を高め、カラーやパーマなどのケミカルダメージにも対応できるのでおすすめです。

またオーガニック系シャンプーも同様です。ただしケミカルダメージへの補修効果が弱く、髪がきしむ傾向にありますので、カラーやパーマをしていないバージン毛の方におすすめです。

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その２　サロンケア「ヘッドスパ」

薄毛を改善する為のサロンケアはヘッドスパ。

頭皮の毛穴の汚れをクリーニングしながら揉み洗いをするクイックなものから、マイクロスコープによる頭皮診断から選定したエッセンシャルオイルで、頭皮のツボをマッサージをするディープなものまで。

頭皮のターンオーバーのサイクルは２８日周期。緊急を要する場合（以下の頭皮トラブルの症例を参照）は、月に一度のケアが理想です。

基本的には、春・夏・秋・冬のそれぞれの季節ごとに、プロフェッショナルによるメンテナンスをおすすめします。

頭皮トラブルの症例

▲　頭皮が赤味を帯びている状態

▲　ターンオーバーが正常な周期で行われず、角質が毛穴に詰まっている状態

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「ヘアデザイン」と「頭皮ケア」のメンテナンスをコツコツと積み重ねていくことで、薄毛の解消は可能です。

年齢を重ねるほどにスピードこそゆるやかですが、人の細胞は死ぬまで生まれ変わり続けます。

ウィッグや医療を始める前に、まずはヘアデザインや頭皮習慣から改善してみませんか。

『女性の薄毛』にお悩みの方は併せてこちらもご覧ください。
ケアの方法やヘアデザインのこだわり、お客様のビフォー＆アフターなどをご紹介しています。
⇒　CHINATSU エイジングヘア＆ケアガイド

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パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。

CHINATSU　プロフィールはこちら

2010年、東京・青山のヘアサロン「MAGNOLiA」に入社。

現在はトップスタイリストとしてサロンワークや撮影、取材等で幅広く活躍中。
中でも「Precious」（小学館）や「クロワッサン」「クウネル」（マガジンハウス）、「素敵なあの人」（宝島社）など、大人世代のメディアから数多くのオファーを受ける。

女性の薄毛カバーからグレイヘアを生かしたグレイスフルなパーマデザインまで幅広いヘアスタイルに定評がある他、白髪をファッショナブルに昇華させる「グレイカラーテクニック」で、ミドル＆シニア世代の美をサポート。

趣味は世界を巡る、一人旅。十代でヨーロッパを旅して以来、歴史ロマンと芸術を求めて訪れた国は20ヶ国以上に渡る。

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