こんにちは!
青山本店代表のDAISUKEです。
今回はくせ毛に悩んでいる方々に向けて、カットだけで素敵になれる方法をご紹介します。
癖毛は独特の魅力を持っており、うまく活かすことができればとても素敵なスタイルに仕上がることが出来ます。
僕自身もかなりのくせ毛で天然パーマです。
ですがお客様からは「そんなパーマにしたい」と日々言われ続けてきました。
僕も自分のくせ毛が大好きですし、乾かし方によってアイロンやブラシを使わなくても伸ばしたりウエーブヘアにも出来ます。
今までも「ご自身のくせ毛が好きではない」「縮毛矯正をかけ続けてきた」方達に出会ってきました。
パーマが得意な美容師としてもカールを活かすカットによってそのコンプレックスを解消して今でも長く担当させていただいているお客様がたくさんいらっしゃいます。
自分の髪で悩んでいる方の参考になれば嬉しいです!
くせ毛の悩みを「個性」に変えられるのが僕のカットです。
まずはこんな方に読んでいただきたいという内容をまとめます。
・毎朝のスタイリングに時間がかかり、うんざりしている方
・「くせ毛だから仕方ない」と諦めている方
・自分に似合うスタイルが見つからずに美容室選びに迷っている方
・縮毛矯正に頼りがちで髪へのダメージが気になる方
・くせ毛を活かしたおしゃれなヘアスタイルに挑戦したい方
どれかに当てはまる方は是非引き続きブログをご覧ください。
くせ毛の「なぜ?」を解き明かす:あなたのくせ毛タイプは?「波状毛」
くせ毛の種類をご説明します。
「波状毛」
日本人に多く見られるくせ毛のタイプ
ゆるやかなS字状のうねり
湿気に弱く、水分を吸ってうねりが強くなったり広がったりするのが特徴。
梅雨時期に髪がまとまらなくなる方は波状毛の可能性が高いです。
手触りは比較的滑らか捻転毛(髪が捻れている)や連珠毛(太さが不均一)のようなザラザラとした手触りではなく滑らかなことも特徴です。
他のくせのタイプに比べてカットやスタイリングで対応しやすい髪質といえます。
原因
「遺伝」
生まれつきの毛根や毛穴の形が影響とも言われている
「加齢」
加齢により頭皮環境やホルモンバランスが変化し直毛だった方も途中で変わるケースがあります。
「生活習慣やダメージ」
不規則な生活習慣やカラー、パーマによるダメージは水分やタンパク質の結合にも影響を与え、くせ毛を悪化させることがあります。
波状毛の対処法・スタイリングのポイント
・保湿
乾燥はうねりや広がりの原因になるため保湿力の高いシャンプーやトリートメント、洗い流さないトリートメントなどで保湿することが大切です。
・ドライヤーの使い方
乾かす際に根本から毛先に向かって髪を軽く引っ張りながら風を当てると、うねりを落ち着かせやすくなります。
冷風でキューティクルを閉じさせるのも有効です。
・スタイリング剤
水分を多く含むムースがおすすめです!
この剤はパーマを活かすことが前提ですが、髪に水分が入ることでまるでパーマをかけたような動きとカールのあるデザインになります。
・髪質改善メニュー
縮毛矯正はもちろんですが「活かす」ことを考えればトリートメントメニューで広がりを抑えたりまとまりをよくしながら動きを楽しめます!
「捻転毛」
「捻転毛」
髪の毛1本1本螺旋状に捻れているのが特徴です。
見た目では分かりにくいですが触るとその特徴がよく分かります。
「ねじれた形状」
髪の毛がコイル状や縄のようにくるくるとねじれています。
まるで螺旋階段のように回転している状態です。
「ザラザラとした手触り」
捻れている部分が細くなっていることが多く、指で触ると凸凹したりザラザラとした感触がします。この手触りが捻転毛のポイントです。
「パサつきやすい、艶が出にくい」
髪の捻れによって光が乱反射しやすく、ツヤが出にくくパサつきがちです。
キューティクルが剥がれやすい傾向にあるため内部の水分が失われやすく乾燥しやすいです。
「切れ毛になりやすい」
捻れた部分は髪の太さが不均一のため、強度が弱く、ブラシや指に引っかかり切れ毛になりやすい傾向にあります。頭頂部で切れ毛がピョンピョンと出てしまう方もいます。
「まとまりにくい、広がりやすい」
毛の流れが均一にならないため、髪全体がボサボサとした印象になったり、広がりやすくまとまりにくいという悩みが多く聞かれます。
「カラーやパーマのムラ」
髪の太さが場所によって異なるため、カラー剤やパーマ剤が均一に浸透しにくく、ムラになりやすい傾向があります。
捻転毛になる原因
波状もうと同様に遺伝的要素が大きい
「遺伝」
*波状毛と同様
「毛穴の歪みつまり」
後天的に毛穴が歪んだり、皮脂や老廃物で毛穴が詰まることで髪が捻れた状態で生えてくるようになることもあります。
「生活習慣やダメージ」
栄養バランスの偏り、睡眠不足、過度なダイエットなど生活習慣の乱れやカラー、パーマ、ドライヤーなどのダメージも悪化させる原因になります。
捻転毛の対処法・スタイリングポイント
扱いが難しい捻転毛ですが適切なケアとカットで素敵なデザインになります。
「徹底した保湿ケア」
髪のパサつきが大きな悩みになるため、保湿力の高いシャンプー、トリートメント、洗い流さないトリートメントを日常的に使用することが重要です。
特にホホバオイルなどの油分は髪の内部の保湿力を高めるのに有効です。
「正しいドライヤーの使い方」
濡れた状態で放置せずにできるだけ早く乾かすことが大切です。
髪をやや強めに引っ張りながら捻りを落ち着かせると良いです。
また、デザインの観点からはスタイリング剤を先につけてから形を作りながらスタイラーなどを使って乾かすこともかっこいいです。
「刺激を避ける」
髪が切れやすいためブラッシングは優しく行い目の荒いブラシやコームを使用することをおすすめします。
タオルドライもゴシゴシ擦るのではなく、優しく水分を吸い取るようにしましょう。
「髪質改善」
クセが強く、どうしてもストレートにしたい場合は縮毛矯正も有効な選択肢の一つです。
ただし、捻転毛は髪の太さが不均一のため高い技術と薬剤知識が必要です。
酸性領域の薬剤を使うこともおすすめです。
また伸びてくる毛とのギャップも大きいのでしっかり今後のプランを一緒に考えながらの施術をお勧めします。
「スタイリング剤」
クセを活かす場合はムース、ジェル、バームなどで濡れたような質感に仕上げるとパサつきも目立たずおしゃれです。個人的にはドライでボンバーに仕上げるのも可愛いと思うのでファッションと合わせて決めることが大切です。
「連珠毛」
「連珠毛」
髪の1本1本が丸く数珠のように繋がった毛
太い部分と細い部分が一定の間隔で連なっており、数珠や竹の節のように見えます。
連珠毛の特徴
「非常に切れやすい」
細くなっている部分は特にデリケートで髪の強度が著しく低下しています。
そのために少しの摩擦やブラッシング、タオルドライ、寝返りなどでも簡単に切れ毛になってしまいます。
切れ毛によって長さがバラバラになり、見た目にもまとまりにくくなります。
「パサつき乾燥」
髪の太さが不均一のため、キューティクルが整わずに水分が失われやすい状態。
触るとゴワゴワしたりキシキシすることがあり、ツヤも出にくい。
「ダメージを受けやすい」
薬剤の影響が部分によってムラになりやすく髪のダメージが蓄積していった際に染まりやすい部分、染まりにくい部分。パーマがかかりやすい部分、かかりにくい部分が顕著に出てしまうケースがあります。
「ごく稀な毛質」
とはいえこの連珠毛は珍しいくせ毛になります。
連珠毛になる原因
「遺伝」
上記と同様
「毛根の異常」
毛母細胞の活動が一時的に停止したり、不安定になることで髪が細くなる部分が生じると考えられている
連珠毛の対処法・スタイリング
「高保湿シャンプー&トリートメント」
髪の乾燥が深刻なのでアミノ酸系や保湿成分が豊富に配合されたシャンプートリートメントを使いましょう
「洗い流さないトリートメント」
お風呂上がりにミルク→オイルの順番で髪に潤いを閉じ込めます。
「定期的な集中ケア」
週に1、2回ディープコンディショナーやヘアマスクで集中的なケアを取り入れると良いでしょう
「優しいブラッシング」
髪が濡れていると絡まりやすく切れるので、目の洗いコームやブラシを使い毛先からブラッシングし、無理に引っ張るのは厳禁です。
「ソフトなタオルドライ」
濡れた髪は非常にデリケートなのでゴシゴシ擦らずにタオルで優しく挟んで水分を取りましょう
「シルクの枕カバー」
寝ている間の摩擦を軽減するためにシルクの枕カバーを使うこともお勧めです
「ドライヤーは低温で優しく」
高温の風は髪を乾燥させさらにダメージを与える可能性があります。
ドライヤーを低温設定にして紙から少し離しながら乾かしましょう。
「完全に乾かす」
髪が濡れたまんまだとキューティクルが水膨潤によって開いており、ダメージを受けやすくなるので完全に乾かしましょう。
またくせ毛解消の手段として用いられる縮毛矯正は注意が必要です。
連珠毛は細い部分へのダメージリスクが高く断毛の原因になる場合があるのでよく髪質を見て判断しましょう!
「縮毛」
縮毛とはくせ毛の中でも特に強い縮れた髪質を指します。
チリチリとした状態や強く捻れてコイル状になっていることが特徴です。
縮毛の特徴
「強い縮れと捻れ」
毛の1本1本が非常に細かく規則性のない状態で縮れたり、強く捻れたりしています。
そのため、髪の毛の方向が一定せず、絡まりやすいです。
「パサつきと乾燥」
キューティクルが不均一のため髪内部の水分が蒸発しやすく、非常に乾燥しています。
見た目もパサつき、ツヤが出にくい傾向にあります。
「ゴワつき、ザラつき」
髪の縮れや捻れによって手触りがゴワゴワしたりザラザラすることが多いです。
「非常に広がりやすい」
髪が大きく膨らみ、まとまりにくいのが大きな悩み。
湿気が多い時期はさらに広がりが増して見えます。
「長さが出にくい」
髪が縮れているため、実際の長さよりも短く見えがちです。
伸びてもなかなか長さを実感しにくいと感じる方もいます。
「スタイリングの難しさ」
ご自身でのセットが非常に難しいです。
縮毛になる原因
「遺伝」
やはりこれはあります
「毛周期の変化」
加齢や頭皮環境の変化によって髪が生え変わるサイクルが乱れ以前ストレートだった髪が縮毛になるケースも稀にあります。
「栄養不足やストレス」
髪の健康状態は全身の健康状態と密接に関わってきます。
栄養不足や過度なストレスも髪質に影響を与える可能性があります。
縮毛の対処法・スタイリングポイント
ここに関しても他の対処法と同様になりますが一つだけ違いがあります。
「高保湿シャンプー&トリートメント」
髪の乾燥が深刻なのでアミノ酸系や保湿成分が豊富に配合されたシャンプートリートメントを使いましょう
「洗い流さないトリートメント」
お風呂上がりにミルク→オイルの順番で髪に潤いを閉じ込めます。
「定期的な集中ケア」
週に1、2回ディープコンディショナーやヘアマスクで集中的なケアを取り入れると良いでしょう
「優しいブラッシング」
髪が濡れていると絡まりやすく切れるので、目の洗いコームやブラシを使い毛先からブラッシングし、無理に引っ張るのは厳禁です。
「ソフトなタオルドライ」
濡れた髪は非常にデリケートなのでゴシゴシ擦らずにタオルで優しく挟んで水分を取りましょう。
「クセを活かすスタイリング」
僕のお客様の中でも何人かいる縮毛ですがその方達は地毛+カット、もしくはパーマをかけて毛束のまとまりを作り、アフロや強めのパーマスタイルとしてデザインを楽しんでいる方がいます。
僕はこのデザインが大好きです。唯一無二のカルチャーを一緒に作っていきましょう。
まとめ
くせ毛に悩む方でもカットだけで素敵なスタイルを手に入れることが出来ます。
自分の髪質を理解し、適切なカットやスタイリングを行うことでくせ毛の魅力を最大限に引き出しましょう。
諦めずに美容室でプロのスタイリストに相談してご自身にしか出せない最高のスタイルを見つけてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
是非、くせ毛をおしゃれに楽しんでください!!
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