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うねり・くせ毛には縮毛矯正ではなく、カールとまとまりを残したストカールが旬!

 
こんにちは、スタイリストのKAYOです。
 
雨が続くと湿気で顔まわりのうねりやホワッとした表面のくせ毛が気になる方が増える印象です。
 
そんな時、
今までは縮毛矯正でクセを抑えてストレートにするのが主流。
むしろその方法しかないと思っていた方が大半だと思います。
 
 
でも「真っ直ぐなりすぎてしまって逆に扱いづらくなってしまったから、クセは気になるけどもう縮毛矯正はしなくない。」
「クセは取りたいけど、もっとナチュラルなストレートにしたい。」
「毛先にワンカールだけ欲しい、、、」
 
なんて声をよく聞きます。
 
 
そんな方には【ストカール】がオススメです!
 
 
ストカールって何?って方が多いと思うのですが、
ストカールとは、縮毛矯正の際にも使用するストレートの薬剤を使い、根元から中間のクセやうねり、ボリュームを抑えながら毛先にはニュアンスカールをつけることの出来るパーマの事です。
 
 
根元のボリュームやクセは抑えながら毛先にカールをつけることにより、動きのあるヘアスタイルを楽しむことができるので、今までの縮毛矯正の良い所も残せ、なおかつ悩まれていた部分も解消される良い所どりのパーマなのです!
 
 
実際にはどんな工程なのかを追って説明していきたいと思います!!
 
 
まずは『薬液設定』をしていきます。
 
塗り方としては縮毛矯正と同じなので根元から毛先まで薬液を塗布していきます!
 
くせの状態、髪質、ダメージを見て薬液を決めていくのですが、ここでしっかりと髪質を見極めて設定しないと根元のクセは取れず、毛先にはハイダメージ。。。なんてこともあるので注意が必要です!!
 
ダメージレベルが根元と毛先では違う方がほとんどなので薬液を変えていく必要があります。
 
 
◾︎根元は健康毛なため、ある程度パワーのある薬液でしっかりとクセを伸ばします。
 
◾︎毛先にはクセを取るよりニュアンスカールが欲しいので、極力ダメージを抑えた低アルカリの薬液を使い軟化させていきます。
 


 
そこから時間をおいていき、軟化確認が出来たら1度流していきます。
ここでダメージを最小限に抑えるために重要になってくるのが『バッファー処理』です。
 
バッファー剤を使用して髪内部のアルカリを除去し、キューティクルを穏やかに閉じる必要があります。
そうすることで髪内部のタンパク質の流出を防ぐことができます。
 
 
そのあとはクセの強さによっては根元にのみアイロンを通します。
ここでのPOINTは『カールの欲しい部分にはアイロンを入れない』事です。
毛先までアイロンを通してしまうと求めるカールの形状がでなくなってしまうからです。
なので毛先はブローまでにしておくと良いでしょう。
 
 
 
とここまでは通常の縮毛矯正と変わりません!!
 
違うのはここから!
 
 
 
次に『毛先にカールをつけていきます』
毛先のカールはパーマと同様、ロッドを巻いていきます。
ロッドのサイズや回転数は求める形状に合わせて変えてください。
※その際、薬液は付けません!
なぜなら、始めの段階でストレート剤で髪の毛を軟化させているからです!
 


巻き終わったら、ロッドの付いている毛先には通常のパーマに使う2液を付けます。
その後、根元にはストレートの2液を付けていくとストカールの完成です!!
 
 
 
パーマと縮毛矯正の良い所を凝縮したストカール
 
 
これで梅雨時期の嫌なボリュームを抑えられるのはもちろん、毛先のカールも付いている分、毎朝のセットも楽々スタイリング間違いなしです!!
 
ですが、髪の毛の履歴やダメージによってカールの付き具合が変化してしまうので少しでも気になった方は1度ご相談ください!
 
 
 
コンプレックスが原因で今までやりたいヘアスタイルを諦めていた方は1度ご相談ください!
きっと自分の髪が好きになれるようにお手伝いさせていただきます!
 
 
 
 
 

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