こんにちは。東京・青山のヘアサロンMAGNOLiAのデザイナーCHINATSUです。
MAGNOLiAにご来店くださるのは50代以降の大人世代のお客様で
「抜け毛が増えた」「髪のボリュームが出ない」「毛が痩せてきた」「生え際や、頭頂部が薄くなってきた」など、
エイジングによる髪質の変化にお悩みでいらっしゃいます。
また、知識やテクニックを美容師さんにレクチャーすべく、全国でセミナーの開催や、技術の教科書も刊行もしております。
▲ 薄毛に悩む女性のお客様
▲ 美容師向けの技術教本
最近はテレビで女性用ウィッグや、植毛の技術、AGAクリニックなどのCMが多く流れていますね。
でも、ちょっと待って!
まずは自分の髪でできることから見直してみませんか。
今回は、
美容室で出来る薄毛解消デザインについて、お伝えします。
薄毛ケアの方法は、併せてこちらもご覧ください。
→ 女性の薄毛を美容院で解決!シャンプー?パーマ?あなたに合う解決方法をお教えします ♪
薄毛をカバーする前髪デザイン
薄毛を隠すためには
「厚みのある前髪」をデザインをする必要があります。
その、厚みのある前髪を作るときに大切なのが
「奥行」と
「横幅」の設定です。
奥行は「前髪のスタート地点をどこから持ってくるのか。」この設定によって前髪の厚さが決まります。
横幅は「前髪の顔周りの範囲をどこま広げるか。この設定によって薄く寂しく見えてしまう生え際を隠すことができます。
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BEFORE → AFTER
厚みのある前髪を作るためのメソッドは分かりましたね。
では実際にデザインするときにぶつかる壁が現れます。
それは
「ひとりひとり生え癖が違うこと」なのです。
人は生まれた時から遺伝によって毛穴の向きが決まっています。
生え癖を無くすことはどんなメニューや道具を使っても難しく、更に年齢を重ねるほどに髪が細く、癖が強くなるため前髪が分かれ易くなってしまいます。
その為、正しい知識と経験を持った美容師の判断の元、ひとりひとりに合った前髪をデザインする必要があるのです。
薄毛をカバーするレイヤーデザイン
レイヤーカットとは「表面の短い毛を作り、徐々に長さを帯びていく段カット」のことを指します。
何故レイヤーカットが薄毛をカバーするのかというと、長い毛に比べて短い毛はボリュームを出し易いという髪の特性に由来します。
その為、分かれ易いつむじ周りをふんわりカバーしてくれたり、平面なアジア人の骨格にトップの高さと後頭部の丸みを出してくれます。
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BEFORE → AFTER
「薄毛をカバーする前髪」の章でも前述したように、ここでも
「ひとりひとりの髪の量に合わせたレイヤーの角度」が重要になってきます。
例えば地肌が透けるほどに薄い髪質の方に急な角度のレイヤーカットを施すと、更に表面や前髪の薄さを強調してしまう可能性も……。
ここでも、美容師による適切な判断がとても大切なのです。
薄毛ケアのデザインのビフォー&アフターは、併せてこちらもご覧ください。
→ 女性の薄毛を解決するために美容院でパーマを体験!その効果とは?
→ 女性の薄毛を解決するために美容院でカットとヘッドスパを体験!その効果とは?
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薄毛をカバーするためのヘアデザインは、ひとりひとりに合ったオーダーメイドの設計が必要です。
その為には正しい知識と経験を持った美容師のカウンセリングが必要です。
必ず、あなたに合ったヘアデザインやケアの方法を提案してくれるでしょう。
まずはご自分の髪でできることから始めてみませんか。
『女性の薄毛』にお悩みの方は併せてこちらもご覧ください。
ケアの方法やヘアデザインのこだわり、お客様のビフォー&アフターなどをご紹介しています。
⇒ CHINATSU エイジングヘア&ケアガイド
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パーマで業界をリードし、美容師の為のパーマ本も出版。
多種多様な髪の悩みやニーズに合わせ、パーマで「美しい」を生み出す。
それがMAGNOLiA最大の強みです。丁寧な接客と信頼の技術でお出迎えします。
CHINATSU プロフィールはこちら
2010年、東京・青山のヘアサロン「MAGNOLiA」に入社。
現在は女性のトップスタイリストとしてサロンワークや撮影、取材等で幅広く活躍中。
中でも「Precious」(小学館)や「クウネル」(マガジンハウス)、「素敵なあの人」(宝島社)など、大人世代のメディアから数多くのオファーを受ける。
女性の薄毛をカバーするカットやパーマスタイルに定評がある他、白髪をファッショナブルに昇華させる「グレイカラーテクニック」で、ミドル世代の美をサポート。
趣味は世界を巡る、一人女子旅。
十代でイタリアとオランダを旅して以来、歴史ロマンと芸術を求めて訪れた国は20ヶ国以上に渡る。
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